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【受賞報告】Ishikawa Interior Design Award 2026 最高賞「大賞」受賞
この度、「津田水引折型 エントランスホール」が、第54回いしかわインテリアデザイン賞2026において、最高賞である「いしかわインテリアデザイン大賞」を受賞いたしました。新たに誕生したこの場所は、創業100年を超える加賀水引の老舗として受け継いできた技術と美意識を、現代の空間として再構築したエントランス空間です。→リニューアルの全貌はこちら
石川県内の優れたインテリアデザインを顕彰するこの歴史ある賞を受賞できましたのは、設計を手掛けてくださった谷重義行様、塚本真弓様(谷重義行建築像景)をはじめ、施工を行なっていただいた、ほそ川建設(株)様、そして関わってくださった全ての関係者の皆様のお力添えあってのことと、心より感謝申し上げます。
審査講評では、「創業100年を越えて地域に根づく技術と固有の美しさを継承してきた歴史の厚みと共に、革新を予感する空間デザインである」と大変ありがたい講評をいただきました。
また、私たちが思い描いていた理想と、デザイナー様の絶妙な空間表現がディティールまで宿っている点も高く評価していただきました。
大型施設の素晴らしいノミネート作品が並ぶ中、エントランスというコンパクトなプロジェクトに対し、このような最高の評価を下してくださった審査員の皆様の懐の深さに、改めて深く感謝申し上げます。
今回の改装は、リノベーション計画の第一歩でもあります。これからも伝統の重みを大切にしながら、時代に合わせた新たな水引の可能性をこの場所から発信してまいります。新しくなったエントランスホールにて、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
→リニューアルの全貌はこちら

【受賞概要】
賞名: 第54回いしかわインテリアデザイン賞2026
受賞: いしかわインテリアデザイン大賞
作品名: 津田水引折型 エントランスホール(金沢市野町)
設計: 谷重 義行、塚本 真弓(谷重義行建築像景)
施工工事:ほそ川建設(株)
施主: 有限会社 津田水引折型
【受賞作品一覧】
■ いしかわインテリアデザイン大賞
作品名: 津田水引折型 エントランスホール
作品所在地: 金沢市
デザイナー名: 谷重 義行、塚本 真弓(谷重義行建築像景)
施主名: 有限会社 津田水引折型 代表取締役社長 津田 六佑
■ 石川県知事賞
作品名: KAJI FACTORY PARK(カジ ファクトリー パーク)
作品所在地: かほく市
デザイナー名: 浦 淳、加原 雅之、表 尚宏、ABOUT:佛願 忠洋(株式会社 浦建築研究所)
施主名: カジレーネ株式会社 代表取締役社長 梶 政隆
■ 金沢市長賞
作品名: ゆのまち加賀(加賀温泉駅にぎわい交流施設)
作品所在地: 加賀市
デザイナー名: 金沢計画研究所、secca inc.、ミナミデ建築設計事務所(株式会社金沢計画研究所)
施主名: 加賀市
■ 石川県デザインセンター理事長賞
作品名: 風知(フウチ)
作品所在地: 金沢市
デザイナー名: 小津 誠一、吉川 正美(株式会社ENN 一級建築士事務所)
施主名: Hertz合同会社
■ INTERIOR KOGEI賞
作品名: SANKOU-「まどろみの入り口で」
作品所在地:ー
デザイナー名: 宮﨑 洋介、岸 洸実、丹羽 啓(KOGEI PLUS 合同会社)
施主名:ー
■ 金沢商工会議所会頭賞
作品名: 金沢市立森本いろは保育所 森本こども広場ぽかぽかの森
作品所在地: 金沢市
デザイナー名: 中村 健(株式会社MAC建築研究所)
施主名: 金沢市長 村山 卓
■ 石川県建築士事務所協会会長賞
作品名: 松田小児科・消化器IBDクリニック(裏古寺町ビルディング)
作品所在地: 金沢市
デザイナー名: 浦 淳、山岸 義徳、巻 駿之介(株式会社 浦建築研究所)
施主名: 松田小児科・消化器IBDクリニック 松田 安佐子
【優秀作品展のお知らせ】
また、本日から5月24日(日)までの期間中、表彰式の会場でもあった「しいのき迎賓館」にて、今回の受賞作品を集めた優秀作品展が開催されております。期間中は同施設にて、当プロジェクトの紹介パネルも展示されております。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただき、ご覧いただけますと幸いです。
展示名: 第54回いしかわインテリアデザイン賞2026 優秀作品展
開催期間: 2026年5月17日(日)~5月24日(日)
会場: 石川県政記念 しいのき迎賓館 1F しいのきプラザ(入場無料)
詳細URL: https://www.shiinoki-geihinkan.jp/event/detail/304


【店舗リニューアル】装いも新たに。皆様をお迎えする新エントランスのこだわり
2025年、金沢の街が秋色に染まる頃、店舗エントランスの拡張工事が完了いたしました。「水引の伝統」と「現代の美意識」が交差する新空間。お客様に心地よい時間をお過ごしいただけるよう、細部にまでこだわった空間づくりのポイントをご紹介します。
■ 壁面:歴史と重厚感を纏う古レンガ
空間に確かな重厚感と高級感をもたらすため、壁面には中国から輸入した趣のある古レンガを採用。新設でありながら、数十年前からそこにあったかのような歴史を感じさせる佇まいに。単調さを避けるため、あえて2サイズにカットして組み合わせ、立体的で力強い陰影と豊かな表情を演出。
■ 照明:陰影の美しさを引き立てる光
ダウンライトを最小限に抑え、落ち着きのある「陰影礼賛」の空間に。8メートルのベンチ背面に忍ばせた間接照明が古レンガの凹凸を浮かび上がらせ、幻想的で温かみのある雰囲気を創出。
■ ベンチ:無垢チェリー材の8メートルロングベンチ
水引体験など団体でお越しのお客様もゆったりとくつろげる、全長8メートルのベンチを設置。座面には厚みのある無垢のチェリー材を贅沢に使用。座面下は収納とし、美観と機能性を両立。
■ 床面(土間左官):現代的な柔らかさを添える洗い出し仕上げ
足元は、あえて石の配合を少なめにした「洗い出し仕上げ」の土間に。モルタル本来のシックな色味を強調し、和の伝統の中にナチュラルで現代的な柔らかさを表現。
■ 暖簾(のれん):凛とした白の特注暖簾
ご近所の老舗染物店「平木屋」様による特注品。幅3.2m×高さ1.1mのシンプルな白の綿生地を7枚割にし、あえて中心を外した右から3枚目に「加賀水引津田」の筆字と、その下に落款を配したデザインに。天井の溝から直接下がるよう設計し、ノイズのない洗練された佇まいに。
■ 看板:先代から受け継ぐ歴史ある木製看板
「津田水引折型」と書かれた、先代から大切に受け継ぐ木製看板。外からの美しい見え方にこだわり、閉店後も含めて昼夜を通して常にライトアップ。多くのお客様がこの下で記念撮影を楽しまれる、店舗のシンボル的な存在に。
■ 装飾・植栽:動線を導くオブジェと緑のアート
重厚な天然石に見えるプランターと腰掛けは、FRPに天然砂粒を吹き付けた軽量な特殊素材。構造上残った柱の前に腰掛けを配置し、お客様を自然と店内へ導く機能的なオブジェに。陽が届かない環境を考慮し、植栽は「バーンズ(総合園芸)」社長による精巧なフェイクグリーンを採用。スポットライトで生命力を感じる空間のアクセントに。
以下、昼景と夕景















