- INFORMATION
店舗エントランスをリニューアル
百余年の時を紡ぎ
水引とともに歩んできた当店の玄関に
新たな景色が息づきました。
素材は厳かに、造形は端正に
質感は静かな光を宿して
伝統の矜持を映すように
一つひとつ丹念に仕上げました。
これからは、この新たな門より
皆さまをお迎えいたします。
どうぞお運びくださいませ。
For more than a century,
our house has walked hand in hand with mizuhiki.
Now, at its entrance,
a new vision quietly comes to life.
Materials chosen with reverence,
forms shaped with dignity,
textures that hold a gentle light.
Each detail reflects the pride of tradition,
crafted with devoted care.
From this new gate,
we shall welcome you.
We look forward to your visit.

【店舗リニューアル】装いも新たに。皆様をお迎えする新エントランスのこだわり
2025年、金沢の街が秋色に染まる頃、店舗エントランスの拡張工事が完了いたしました。「水引の伝統」と「現代の美意識」が交差する新空間。お客様に心地よい時間をお過ごしいただけるよう、細部にまでこだわった空間づくりのポイントをご紹介します。
■ 壁面:歴史と重厚感を纏う古レンガ
空間に確かな重厚感と高級感をもたらすため、壁面には中国から輸入した趣のある古レンガを採用。新設でありながら、数十年前からそこにあったかのような歴史を感じさせる佇まいに。単調さを避けるため、あえて2サイズにカットして組み合わせ、立体的で力強い陰影と豊かな表情を演出。
■ 照明:陰影の美しさを引き立てる光
ダウンライトを最小限に抑え、落ち着きのある「陰影礼賛」の空間に。8メートルのベンチ背面に忍ばせた間接照明が古レンガの凹凸を浮かび上がらせ、幻想的で温かみのある雰囲気を創出。
■ ベンチ:無垢チェリー材の8メートルロングベンチ
水引体験など団体でお越しのお客様もゆったりとくつろげる、全長8メートルのベンチを設置。座面には厚みのある無垢のチェリー材を贅沢に使用。座面下は収納とし、美観と機能性を両立。
■ 床面(土間左官):現代的な柔らかさを添える洗い出し仕上げ
足元は、あえて石の配合を少なめにした「洗い出し仕上げ」の土間に。モルタル本来のシックな色味を強調し、和の伝統の中にナチュラルで現代的な柔らかさを表現。
■ 暖簾(のれん):凛とした白の特注暖簾
ご近所の老舗染物店「平木屋」様による特注品。幅3.2m×高さ1.1mのシンプルな白の綿生地を7枚割にし、あえて中心を外した右から3枚目に「加賀水引津田」の筆字と、その下に落款を配したデザインに。天井の溝から直接下がるよう設計し、ノイズのない洗練された佇まいに。
■ 看板:先代から受け継ぐ歴史ある木製看板
「津田水引折型」と書かれた、先代から大切に受け継ぐ木製看板。外からの美しい見え方にこだわり、閉店後も含めて昼夜を通して常にライトアップ。多くのお客様がこの下で記念撮影を楽しまれる、店舗のシンボル的な存在に。
■ 装飾・植栽:動線を導くオブジェと緑のアート
重厚な天然石に見えるプランターと腰掛けは、FRPに天然砂粒を吹き付けた軽量な特殊素材。構造上残った柱の前に腰掛けを配置し、お客様を自然と店内へ導く機能的なオブジェに。陽が届かない環境を考慮し、植栽は「バーンズ(総合園芸)」社長による精巧なフェイクグリーンを採用。スポットライトで生命力を感じる空間のアクセントに。



以下、昼景と夕景















